すべては意識の選択から始まる

フロー状態は無敵

アメリカの心理学者であるミハイ・チクセントミハイは
フロー状態(超集中状態)の研究で有名です。

彼のこのフロー理論は多くのコーチングメソッドで採用され
能力開発分野に大きな影響を与えました。

フロー状態に突入すると「時間」が消えます。
過去も未来も消えて、ただ「今、この瞬間」だけになります。

フロー状態になるとその人は「多幸感」に包まれます。

その状態において、「意識」はより純粋なものとなり
普段では考えられないような能力、パワーが出現します。

ゾーン(フロー状態)に入ったタイガー・ウッズは
とんでもない距離のパットをバンバン入れまくります。

深刻な怪我を抱えながらも羽生結弦はフロー状態のパワーにより
オリンピック二大会連続金メダルという偉業を達成しました。

フロー、流れ。

流れに乗っているか、乗ってないか。

流れに乗れば何をしても上手くいく確率が高くなります。

山田さんは山田さんの流れに、佐藤さんは佐藤さんの流れに乗ることです。
山田さんが佐藤さんの流れに乗ってもフロー状態にはなりません。

えのさんはよく「ところで、それ、楽しい?」と尋ねます。
楽しさを感じてないなら、それは流れに乗ってない状態。
つまりフロー状態でない、ということです。

プロのテニスコーチからスタートして、
最終的には大企業の人材開発まで手がけたティモシー・ガルウェイも
チクセントミハイと同じように超集中状態が能力開発の鍵だと語っています。

最先端の物理学者たちが考える意識の世界

物理学の中でも最も最先端の分野、それが量子力学

その量子力学の俊英たちが熱狂している研究が
「素粒子と人間の意識との関係について」です。

彼らは、人間も、スマホも、海も、山も・・、とにかく
すべて同一のエネルギーからできていると解釈します。

つまり、究極的には「すべては一つ」であり、境目がない。

そんな奇妙な話、特殊な人が研究してるだけでしょ?、ではなく
実際はノーベル賞受賞者(それも何人もの)を含め、多くの研究者が
この掴みどころのないテーマに取り組んでいます。

二重スリット実験という有名な量子力学の実験があります。

これは「人間が観察している時」と「観察してない時」では
実験結果が違う・・、という衝撃的なものです。

つまり、人間の意識が物理現象に何らかの影響を与えている・・
そのような奇妙な結論に行き着いてしまったのです。

宇宙空間に満ちている原初エネルギーはニュートラルなものです。
般若心経で言うところの「空」の状態。

そこに「意識」が干渉するとエネルギーは物質化していく。

そんな気が遠くなりそうなことがどうやらあるらしい・・。

まあ、よく分からない話はこの辺でやめますが、
人間の意識には何かしらのパワーが宿っているみたいです。

最先端の科学はここまで来ているのですね。

中村天風師は「積極的な言葉づかい」の大切さを説きました。
この「言葉の選択」は突き詰めていけば「意識の選択」とイコールです。

いつもどのような意識を選び続けているか。

その人の意識がその人の世界を作っているなら
主導権は常にその人が握っていることになります。

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