認知の枠組みを変える ~ リフレーミングの話

人はそれぞれオリジナルなフレームを持っている

えのさんのセミナーやコーチングを受けた多くの人は
よく「考え方が変わりました!」と言います。

考え方が変わる、感じ方が変わる、
これを心理学ではリフレーミングと言います。

リフレーミング(reframing)とは
それまでの認知の枠組みによる見方を変えて
新しい枠組みを通してモノを見ることです。

同じ体験をしても人によって感じ方って違いますよね。
それは認知の枠組み(フレーム)が違うからです。
このフレームの違いが個性の違いになっていきます。

例えば、ある会社に2人の新人社員(A君とB君)がいるとします。

ある時、A君の元に社長が来て、
「A君、頑張ってるな! 頑張れよ!」と言いました。

その社長の言葉を聞いたA君は、もう、モチベーション上がりまくりです。

「社長がわざわざ励ましてくれた! 頑張るぞ!」

そして、同じようにB君の所にも社長が来て言いました。

「B君、頑張ってるな! 頑張れよ!」

その社長の言葉を聞いたB君、なぜか気持ちが落ち込みます。

「ああ・・、社長が直接『ガンバレ』と言うのは、ボクができない奴だからだ・・」

どうでしょう、同じ体験をしても真逆の解釈になることってありますよね。

これはA君とB君のフレーム(認知の枠組み)が違うからです。

フレームはその人の記憶が積み重なってできています。
同じ体験をしても、その人のフレームがその人好みの味付けをするので
最終的な認識はその人オリジナルなものとなります。

どちらかと言えばネガティブ思考が強かった祥太郎は
セミナーのカリキュラムをこなして、更に、
えのさんのコーチングを受けることでリフレーミングが起こり、
それまでとは違った発想が湧くようになって、
新しいチャレンジをどんどんするようになりました。

これが典型的なリフレーミングの効果になります。

見えなかったものが見えてくる仕組み

リフレーミングが定着すると、それまで見えなかったモノが
突然目の前に現れたりします。

この現象は認知の枠組みが変わり、
スコトーマ(心理的盲点)が消えたことで
元々自分の近くにあったものが突然現れたように感じるものです。

私たちは数多くのスコトーマを抱えながら人生を送っています。
そのスコトーマは今までの体験や記憶が作り出しています。
スコトーマは「嫌なものは見せない」という
脳が作り出す一種の防御システムとも言えます。

思い込みや決めつけによってスコトーマは強化されます。

「俺はチャンスに恵まれない!」と叫ぶ人のすぐ横に、
その人が求めるチャンスが存在してることがあります。
スコトーマがそのチャンスを隠しているのです。

えのさんは、よくセミナーの中で

「それって本当にそうなの?」「どうしてそう考えるようになった?」
「もっとシンプルに説明して」「で、言いたいことは何?」

と質問します。この言葉によって瞬時にスコトーマが消えることがあります。
多くの受講生の方々が「ある瞬間、サッと何かが変わった」と言います。
もちろんその「内的な変化」は実業、実生活の改善に直結していきます。

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